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イラスト描いたり、本読んだりする人のブログです

(後宮を舞台にした)中華風ファンタジーの読んだ本紹介

後宮を舞台にした中華風ファンタジーは数多あります。そのうち、私が読んだ本を紹介します。というか、「後宮の烏」を紹介したくて。

十二国記は中華風ファンタジーの1番好きな本ですが、後宮を舞台にしてるわけではないので除外です。そういえば彩雲国物語も有名ですが、アニメ(しかも途中まで)しか見たことがないですね…

 

最初はおすすめの3種類から。 

酒見賢一さんの「後宮物語」

昔からの言わずと知れた作品。アニメから見るのがわかりやすくて楽しいと思います。こりゅーんは棒読みだけれども。

 

白洲梓さんの「威風堂々悪女」

最近流行の転生したら転生前の記憶があって、無双できるぜの中華ファンタジー物。こう書くとツマラなさそうに思えますが、そんなことない。転生前の自分が殺されることになった世を変えるという目的を強く持っています。そして目的のために、非道にならざるをえない場面があれば容赦無く「悪女」を演じる強い女子主人公です。すれ違いまくる恋愛模様ももどかしくも面白いです。

 

白川紺子さんの「後宮の烏」

これはまだ一昨日初めて読んで、途中までしか読めてないけれど。でも設定がもりもりっと作り込まれてそうです。巫術という術を使える烏妃の存在とか。対の王の設定があったりとか。過去に傷をもつ者同士がお互いを癒やして、惹かれていく様が好きだ…

 

 

あと読んだことあるのは、以下かな。

篠原悠希さんの「後宮に星は宿る」

3巻あたりで後宮編は終わり?のようです。4巻以降は読んでません。。主人公が医者になるってんで、外の世界に広がっちゃいました。そもそも男が女装してただけなのでずっと後宮は無理の無理だったんですが。

 

雪村花菜さんの「紅霞後宮物語」

知らぬ間に8巻ぐらいでてますね。読み始めた頃は4巻までしか出てなかったので、読んだのは4巻までです。元軍人の女子が、軍人時代の部下(後に皇帝)に皇帝の嫁(皇后)として嫁いでなんやかんや後宮を治めたり皇帝を助けたりする話だったと思います。ちょっと恋愛要素が薄いというか基本後回しにされてるので、軽いサバサバしたストーリーでした。

 

 

以上、中華風ファンタジーの本紹介:後宮編でした。

中華といえば読むの大変だろうけど、「水滸伝」とか「項羽と劉邦」とかの有名どころを読んでみたいところです。でも、いろいろな人がいろんな媒体で出しているので、何が一番面白くわかりやすく読めるのかがわからないというね。司馬遼太郎さんの中華版とか。ないでしょうか。