彩雲国物語を読みました。外伝の「骸骨を乞う」はまだ未読ですが、本編は読み切ったので感想をば。
昔リアルタイムで見ていたアニメ版は、”逆ハーレム状態”だったのが若干趣味じゃなくてみるのをやめました。ただ、最終的に誰とくっつくのかは興味があったので、原作を手にとって読んでみることにしました。
発売日 : 2003-10-01
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長かったです。めちゃくちゃ物語が長かった。でも読み切りました。長い時間かけて読んでるだけあって、それなりに登場人物に愛着が湧いてきました。
最後は主人公の秀麗は官吏として大成し、最期の1年は王様の嫁とした生きたようですね。(外伝読んでないから最終巻の情報で止まってます)王様は王様として「争い」のない太平な世を作ったとか。そこまでいくのに王様が王様の道を見つけるための苦難や、秀麗が官吏として強くなっていく成長等、紆余曲折あるという中華風ファンタジー物語でした。
アニメ版の”逆ハーレム状態”は原作ではそこまで感じませんでした。もちろんイケメンもりもりでてきて秀麗に惚れていきますが、王様と当たり役以外は割と適切な距離感を保っていたように思います。良かった。これがアニメ版みたく逆ハーレムだったら読むのやめてました。
ずっと結末が気になっていた物語だったので、今回読めて良かったです。また、中華モチーフですが、中華要素はあまりなくファンタジー世界を舞台にしていました。後宮ドロドロ話が好みな私としては政治や成長に寄っていて、中華は”モチーフ”程度のものでした。
頑張る女の子を摂取したいときはこの本ですね。頑張りすぎて命削ってますからね。。
あと、感想ではないですが私の今まで読んだ本の800冊目が彩雲国物語でした。記念すべき800冊目!!彩雲国物語ありがとうございました。