Chick

イラスト描いたり、本読んだりする人のブログです

ロボット

転載禁止

最初に断っておきます。別にウォーリーを描きたくて描いたわけでない。

しかし私はロボットといえばこんなのしか描けない。モロに影響受けてます。はい。難しいです。

妹がレミゼラブルを観に行ったようです。大変面白かったようで(最後には泣いてる人もいたとか)どんな話?と聞いたら最初っから話してくれました。

こっからネタばれです。ご注意。感動が薄れたりして。

主人公が牧師?から銀食器を盗んだけど優しい牧師さんは”それはあげたんですよ” とか、超いい人になって市長になっただとか、娘を育てることになっただとか、そんな話を聞いていたらふっと 「ああ無情」を思い出しましてね。調べてみたらレミゼラブルはああ無情でした。当たってた。

なんだ知らねえ話だなレミゼラブル。と思ってたのに驚きました。舞台してたんだ。

ああ無情の最後が、どうにも悲しくてやるせねぇなぁ…って感傷にひたってたのでよく覚えてます。

最期までするんだから悲しいわ。超悲しくて衝撃的でしたよ。映像になったらもっと悲しいでしょうな

あと、主人公が仮釈放の身で逃げ出したっていうことを読み飛ばしていたせいで、なんで警察が追っかけてくるのかさっぱりわからなかったのですが何年か越しで謎が解けました。仮で戻らんのはそら警察追っかけてくるわ。

ファウンデーションシリーズ&ロボットシリーズ読み終わりました。おおざっぱに言うと全部で20冊くらい

長かった。とても長かったです。でもまぁ最後は感動しました。

個人的にはイライジャ・ベイリとダニールが問題を解決していく3作と、ファウンデーションの彼方と地球の2作が面白かったです。発行順でいうと真ん中あたりです。

時系列的には最初から2番目と最後って感じです(どんな感じ)

とても長い長い(物語の時間で言うと軽く2万年以上の歳月が流れます)話なので全部の感想は気が遠くなりそうだし、覚えてもいないので割愛です。

感想らしい感想を言った覚えがないのですが。まあ印象的なところだけ。

ファウンデーションの最後はセルダンの独壇場で帝国の崩壊が描かれているわけですが、セルダンの最期は特に印象的で一人ぽっちで死にます。

一緒に研究を続けた友人には先立たれる、クレオン皇帝(ある意味大事な奴だった)は暗殺、妻はセルダンを守って死ぬし、息子家族は暴動に巻き込まれて死ぬし、唯一残っていた孫娘はセルダンのために第2ファウンデーションをつくるために旅立つし。ありがちだけどなんちゅーかよう生きてたなって思いました。

んで、最後に読んだロボットシリーズのロボットと帝国。これはダニール(ロボット)が残されますね。

時系列的にはセルダンのずっと前、帝国が出来上がるずずずずっと昔の話です。

仕事仲間であり、戦友のジスガルド(ロボット)が、新しい事実を受け入れられるほど良い機能を持っていなくて壊れてしまったんですね。そっからダニールは人類のために一人大きな使命をもつことになったっていう。セルダンもダニールも一人で終わっちゃったからやるせない気持ちでいっぱいです。

でも発行順と時系列はばらばらなので、ダニールの使命は全うされたし、セルダンの名誉はすっげえもんだってのは知ってるので問題なしです。

年表つくってみたいくらいには面白かったです。ただ、今、流行りの本でないのでこの面白さを共有できないのが悲しいですな。やるせない

拍手ぱちぱちありがとうございました

今回は嫌になるくらい長いですね~お疲れ様です