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威風堂々悪女6 ヘドバン感想

5巻までの「どうして雪媛は愛する人と逃げださないのか」の疑問の答えの巻でした。5巻の最後の想いは相当なものだと理解しました。
 
威風堂々悪女の6巻読みました!めちゃめちゃ刊行ペース早くて驚いています。週間連載漫画並みの早さ…。小説なのに、このペースの早さは私は始めて知った。
登場人物が増えてきたところなので、このペースは嬉しい…!毎度思い出すところから始めたり、1巻から読み直したりするので…笑。小説だとよくあるやつです。
 
感想です。ネタバレ含みます。
6巻は玉瑛の雪媛に転生直後の話でした。忘れてましたが、確かにしょっぱなから転生直後の話は割愛されて、すでに皇帝の寵愛得てました。
 
記事の冒頭でも触れていますが、6巻は5巻までの「どうして雪媛は愛する人と逃げださないのか」という疑問の答えに触れられた巻でした。一度逃げ出して、失敗したと感じたことがあるからでした。そして、その逃げ出す方法では誰も守れないことを気づいたから。だから、自分の心を誤魔化してでも、自分の力を手にするために帝位まで上り詰めようと思ったんですね。
だけど、5巻の最後で自分の気持ちに蓋をしなくなった。自分が誰かに助けられていて誰かに感謝を伝えていい。「悪い人」に成りきらなくていいと気づきました。
7巻は悪女のまま身内には本心を打ち明けるのか、それとも正道を行くのか。オレンジ文庫だし、最後はハッピーエンドになるんだと思いますが、過程が面白くてわくわくします。(ヘドバン)

 

にしても、玉瑛と雪媛は性格的によく似てるんだろうなー。と思う表現があったような気がする。負けず嫌いで仲間思い。ただ、雪媛はあまり自分で考えることをしなかったのかな…体動かすの好きだけど、本とか勉強嫌いそうなことを言われていたし。もっと自分が賢ければ!!って熱で死にかけた雪媛が願った結果、玉瑛が選ばれた魂だったりして(妄想)

 

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