風花雪月って変換しにくくないですか、最初は風雪月花と呼んでいました。ファイアーエムブレム1周目を青獅子(青)ルートでクリアしました感想です。プレイ時間は50時間でした。
帝国ルートの感想は以下。
目次
ファイアーエムブレム(以下FEと略)は初プレイ
選択肢によって、敵になったり味方になる人が変わるとか、任天堂の人気ゲームシリーズというのは知っていました。おすすめされたので、初めてFEシリーズの風花雪月をプレイしてみました。今回は赤、青、黄のクラスが選べて、クラスの担任になるようです。とりあえず、最初はクラスメイトの女の子が好みだった青をプレイしてみることにしました。
選んだのはいいものの、レア様は怪しいし、キャラクターは多いし、地図は読めないし、ストーリーはどんどん進むし、ストーリーはアレでした。
難易度はノーマル、死んだら生き返らないモード、女主人公でプレイしました。
以下ネタバレ満載ですので、ご注意ください
箇条書き感想
ざっくり箇条書き感想です。
【ゲームシステムについて】
・散策モードが長い
・戦闘は5年後の三つ巴戦と最終戦2戦の計3戦がやりごたえあった
【ストーリーについて】
・レア様が怪しいのに、スルー
・青ルートは帝国と対峙するルート限定なのが辛い
・一番湧いたのはディミトリと再会からの、戦闘
・帝国と和解するために話し合いの場を設けたのに、話がすれ違いまくるの何故
・同級生達と殺しあいたくなかった
・フェリクスは親も兄も死んだのに闇堕ちしないのすごい
・5年後ってワンピースのシャボンティ諸島で会おうかな
・青ルートじゃストーリーの全体像がわからないようだ
・最後の指輪はソティスに渡した
ちなみに攻略サイトで以下のように話が分けられていたので、踏襲して感想書きます。
第1部:学園にいる時の話
第2部:5年後の話
めちゃくちゃ長い詳細な感想
【ゲームシステムについて】
・散策モードが長い
第1部、2部と分かれていて、1部はゲーム内で1年経過するのですが、1年は長かったです…村人全員に話しかけたい人なので、散策時にキャラクターに話しかけまくるのが大変でした。1時間かかったりしてたんですよ…延々と学園内を走り回る…ストーリー進めさせて…
・戦闘は5年後の三つ巴戦と最終戦2戦の計3戦がやりごたえあった
初っ端にレベルを上げすぎて、基本的に推奨Lvから10程度上ぐらいで戦っていました。そのため、ワンパンで倒せるし、敵の攻撃は通らないので、あまり戦略ゲーム感がなかったのですが、 三つ巴戦と最終戦2戦は考えてやらないとクリアできなくて、やりごたえがあって楽しかったです。
三つ巴戦はどうしても同級生を殺したくなくて、首魁を一直線に狙いに行っていたら、全然クリアできず、結局殲滅してしまうという苦い戦いをしました。
エーデルガルドと対峙する最終戦はやり直しにやり直しを重ねて、5時間かかってエーデルガルドの首までたどり着けました。一回寝て頭を整理してから再戦してやっと、でした。
【ストーリーについて】
・レア様が怪しいのに、スルー
第1部でレア様が禁忌を犯して、主人公に何かやったとか言われているのに、その種明かしがなかった?と思います。第2部でも結局、レア様が主人公を通して何を実現させようとしていたのかが明かされませんでした。movieでも怪しい笑顔を浮かべたり、悪役っぽい笑い方してるのに、ですよ。何があるのかモヤモヤしながらエンディングを迎えました。
・青ルートは帝国と対峙するルート限定なのが辛い
青ルートは帝国憎しのディミトリくんのおかげで、強制的に教団と共闘して帝国を打ち倒すストーリーでした。本当これは理解できなかった…レア様がどう考えても怪しい人なのに、共闘するなんて…。レア様奪還のために動いている人がたくさんいましたが、アネットの言う通り、帝国に取られてしまった王国を取り戻せればそれで良かったよ…レア様奪還しに帝国に攻める必要なかったよ…(帝国を攻めないと、今後、王国が潰されるかもしれないので、勢いのあるうちに敵国である帝国を滅ぼすのは王国の生存戦略てきには正解だと思うっちゃ思うんですがね)
帝国側から見たら、レア様はとても良い大司教様なので、共闘するのはわかるのですが、プレイしている私の気持ちとの乖離があって、しんどかったです。
・一番湧いたのはディミトリと再会からの、戦闘
5年後、教会でディミトリと再開するmovieは、ひじょ〜〜〜〜〜にテンションが上がりました。第1部の後半で、優等生君が無理してしんどくなりかけていたのはわかっていましたが、5年後にここまで闇堕ちてくれるとは。ひっじょうにギャップ萌えですね。ただし、その後の話の聞かなさには萌えも萎みましたが。よく、級友達がついて行くもんだな。幼馴染と、憧れと、同国愛ですかね。
・帝国と和解するために話し合いの場を設けたのに、話がすれ違いまくるの何故
最終決戦前に、ディミトリとエーデルガルドが話し合いの場を設けたと思います。その場では、それぞれの理想を打ち明けて、相容れないことがわかったねと言って決別するのですが…。もっと話せることあったんじゃないかなと思うのですよ。エーデルガルド=炎帝が、第1部で思わせぶりな「手を組むか」みたいな選択肢出てきたやないですか。「私はこんな惨劇を支持していない」とかみたいなニュアンスのこと言うてたやないですか。それを「いやいや、何を主人公さんは言うの」と一蹴したのはどなたでしたっけ?!!??(いやほんと、だれだっけ王国側の人だっけ)
絶対、エーデルガルド(炎帝)と死神騎士達は手を組んでるけど、目指しているものは違うと思うんですよね。(これ違ったら恥ずかしいですね)ディミトリくんも馬鹿じゃないし、父が殺された理由を知りたがっているのだから話せばきっと分かり合えるって。思うんですよ。思うだけで、それでも相いれなさそうな理由だったら私を笑ってください。
結局、武力で解決するところが、もどかしかった。武力で解決しないとゲームにならないのでしょうがないですね。
・同級生達と殺しあいたくなかった
5年後の戦闘には、同級生達が敵として出てくるのが辛かったです。雑魚敵は何も思わないのに、ちょっと知り合いだと、殺したくなくなるんですね。きっとキャラクター同士は彼、彼女達がどういうのが好きで、いつも何していた人か、もしかしたら戦争になったら、みたいな話をしていたんだろうなと想像すると、やっていられない。そういうのがFEの面白さですかね。
・フェリクスは親も兄も死んだのに闇堕ちしないのすごい
ディミトリを庇って、ロドリグ(フェリクスの父)が代わりに死んだ話で、フェリクスが腐らないのに驚きました。どれだけ人間できてるんだ…。たとえ嫌いな父親でも少しくらい何か思ったりしなかったのだろうか…。
・5年後ってワンピースのシャボンティ諸島で会おうかな
すみません、銀魂好きで、〜年後に再会しようとかのワンピースのパロディネタあったなと、すぐ言い出してしまいます。5年後も2年後と一緒だわ。成長した姿で出てきたりしてたもの。
ちなみに女子勢の髪が短くなっていたことに、ちょっと寂しさを感じました。きっと髪の毛長くしていていたら手入れする暇もないから、短く切っちゃったのかなと想像しています。
・青ルートじゃストーリーの全体像がわからないようだ
レア様の正体も、エーデルガルドの思惑も何もわからないまま、王国がフォドラ全土を平定してめでたしめでたしで終わってしまいました。攻略サイトでルート分岐を眺めていると、赤ルートがどうやら色々なネタばらしをしてくれそうなのがわかったので、2週目を赤ルートでやってみたいと思います。納得いかなかったストーリー部分が果たしてどうなるのか、楽しみです。
・最後の指輪はソティスに渡した
本来であればディミトリとエンディングを迎えて結婚するのが、話の流れ的に自然な気もしましたが、教団と共闘したのがどうしても納得できないのでディミトリには指輪を渡しませんでした。同じ理由で青クラスメイトや先生達にも渡せなかった。
女神ソティス自体は悪くないと思ったので、ソティスに渡しました。望んで主人公という器にいたわけじゃなさそうだったし。(レア様が主人公にソティスを入れたんでしたっけ)誰にも渡さないルートはちょっとつまらなかったのでやめました。
ソティスに渡したのはいいんですが、これもまた心の中の女神と契りを交わしたみたいで、同性同士の心の中の神様と契りを結ぶって、ありなんですね。そういう頬を染められちゃう感じだったんですね。はい。心の友ぐらいで良かったんですがね。
総評
FE風花雪月はライト層向けですね。そしてストーリー重視派向け。ストーリーに謎をもたせて各ルートでネタバラシするために周回させつつ、キャラ萌えを狙っていく感じに思えました。少なくとも4ルートあるらしいですが、全部終わる頃には何時間プレイしたことになるんですかね…。
それでも、ライトかつストーリーが気になる自分としては、良いソフトだと思いました。どこまで周回するか見届けてくだされば幸いです。
金鹿ルートクリアしました