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イラスト描いたり、本読んだりする人のブログです

今まで出した本の裏話 その①

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本を出したやつを振り返る その①です。1番最初に作った本です!!!!!!

小部数しか刷っていませんが、おかげさまで完売いたしました。

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たぶん、ネットにこの本の中身の画像上げるのは初めてかなと思います。フルカラーでオンデマンド印刷の絵本でした。初めてCMYKに変換して色がくすんでショックを受け、オンデマンド印刷のせい?か色が薄くでて背景が消えてたりとあまり印刷に満足のいく本ではなかったです。

さらに、文章を書くのがうまくないから絵を描き始めたくらい文章を書けないので、言葉を考えるのに本当に悩みました。作成の流れは、今でもそうですが、ネーム段階でセリフまで考えます。ペン入れしつつ、違和感のあるセリフを修正していき、行きつ戻りつ前後のつじつまを合わせて、コマの中身もごろっと変え。ネームの原型がなくなると完成です。

ネームの段階であまり練り上げられてないのか、トゲがなくなっているのか、私にはわかりませんがあまり効率よくないですね。

 

ただ、話の中身/題材はとてもとても頑張って考えました。当時の記事↓

sitibusayo.hatenablog.com

ナルニア国物語を読んで、アスラン教(あえてキリスト教とは言わない)に思いを馳せて、死んだらどうなるんだろう。死後の世界がとてつもなく幸せて、今生きているのは本当に苦界なんだろうか。 と。

結論、今生きている様々な思い出と空想が死後の世界を豊かにするよ。という話にしました。その話をするために、これから長い道を歩んでいくであろう子供(ひよこの擬人化:ティチック)と友人(ぬいぐるみ)を登場人物に据えました。

読み返せば、このティチックはとても幸せな家庭の子で、愛されている子かもと考えてしまって、今なら描けない絵本でした。当時よりは少し、世間を知りました。ただ、誰しもがそんな幸せばかりではないけど、そうであってほしいと願います。

こころの中の宝箱を豊かにするのは、現世だよっていう本にしたかったのです。中身についてくっちゃべりましたが、本当はこういう風に解説しなくて、読み手に全て委ねて解釈してくれるのが一番だと思います笑。でも、もう頒布する予定もないし、だいぶ前の作品なので時効ということで。。

 

印刷、文章、題材ときましたら頒布についてでしょうか。

こちら、冒頭で述べた通り小部数しか刷っていません。なので3回コミティア に参加しただけで売り切れました。すごい。この後の本は調子乗ってめちゃくちゃ刷り出しますが、それはその本での振り返りで話します。本を6種類も出したのに、売り切れたのはこれだけです。ええ。レア本でした。ええ。

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一番最初の本が漫画でもイラスト本でもなかったのは、理由があります。

イラスト本の体裁を保てるイラストをたくさん描けなかったこと。そして何より、私のイラストでは本として満足度が高くならないこと。 イラスト本はボリュームもしくは非常に好きなイラスト集でないとたった500円でもガッカリとした気分になります。実際しました…フルカラー12Pで全てのイラストが見開きでドーンとあり、イラスト数としては4カットだけ(そのうち3カットは既存絵)とか。工数としては漫画もイラストもどちらも手間がかかるものなのに、受ける印象は全然違うと思います。一概には言えませんが、イラストの方が消費にかかる時間がすごく短いと思います。イラストでも、エピソードがあれば消費にかかる時間が少しでものび、買ってよかったと思ってくれる満足度が上がるのではと思いました。

上記の理由で、なにかしらエピソードのある本を作ることにして、漫画よりも絵本のほうが、より表現しやすいエピソードだったので、絵本を作ることにしました。言葉なしの連作イラストのような本もありますが、伝えたいことは言葉が必要でした。

ただ、いろいろ本を作っていくうちにこれならいける、と思ったりもしてイラスト本出しましたが。それはまたその時の振り返りで。

 

以上、振り返りその①でした。

 

追記:pixivにて全編公開しました。

www.pixiv.net

アニメを見なくなった理由

 

ここ5年ほど、アニメ(映画を除く)をちゃんと見ることが無くなりました。理由は以下の通りです。

★自由時間が減った

 代わりに漫画を買っていたりする。超有名アニメ鬼滅の刃もアニメは3話まで見て自然に見なくなったけど漫画は全巻買っている。

★対象年齢から外れた

 高校生までが楽しいと思うアニメと大人が楽しいアニメがあると思うの…

★お金を持つようになって、他の娯楽が楽しくなった 

 

===ここからは私の好みと偏見がめちゃめちゃごちゃまぜ注意===

・女の子のほっぺたピンクが好みでなくなった

 ※でも自分で女の子描くときはほっぺをピンクにする矛盾

・ちちゆれとぱんちらする女の子をかわいそうと思うようになってしまった

・戦闘シーンを見せ場にするアニメは話が進まなくてつらい(進撃とかfgoとか、、)

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いろいろ挙げましたが、まとめると限りある時間で何を楽しみたいか考えたときに、アニメの優先度が低くなってしまいました。学生から社会人になることで、自分で使えるお金が増えました。アニメならテレビさえあればいくらでも見れましたが、漫画はそうではなかったです。舞台もそうです。お金を積んで消費する方が楽しい。

元々アニメが好きだったか聞かれると、普通くらいだったかもしれない。推しとかできたことなかったですし。ストーリーが面白ければハマるぐらいな。最後にハマったのは鉄血のオルフェンズだろうか。あ、銀河英雄伝説は拝見いたしました。良きでした。

 

アニメ業界の人にはそんなことないって怒られるかもしれませんが、もしかしたらアニメって面白い脚本のアニメがなかったりしませんか?原作付きのアニメだと、原作の方が情報量多いので、原作読むようになってしまいました。オリジナルアニメが見たいなあ。オリジナルアニメは映画ばっかりだなぁ。ということで、アニメは映画ばっかり見てる気がします。

あと、やはり、1クールでやるようなアニメは私は対象年齢から外れたのかもしれない。いちいちそれは嘘でしょとか、無いでしょとかつっこんでしまいます。昔はそういうものだと思って見れたんだけどなぁ。頭が固くなったのか、いろいろわかってきたのかは、わかりません。

 

アニメは嫌いになったわけじゃないですが、お付き合い方が変わったという感じです。今まで好きだったものがそうでもなくなったわけじゃない。変わらず攻殻機動隊が大好きだ。東のエデンもトトロもシンデレラも好き。地球へもまどマギも好きだし。鉄血のオルフェンズは1部の方がいいな。

エヴァコードギアスサイコパスを履修するべきであろうか。。どれも長いんですよね。

集英社オレンジ文庫にハマっている

タイトルの通り、「集英社オレンジ文庫」にハマっています。

orangebunko.shueisha.co.jp

 

ライトノベルと文芸の間のライト文芸というやつ。ライトノベルより言葉が難しいし、大人な表現もありつつ、ガチ文芸じゃないからさらっと読めるって感想の文庫です。

まだ数は読んでませんが、とても好きな感じです。ちょっとファンタジーやSFちっくなのが多いです。(多分)

 

以下、読んだ本の紹介。公式ページ貼り付けてます。

★はるおかりのさん

後宮シリーズ第二部特集 後宮染華伝 黒の罪妃と紫の寵妃

九天に鹿を殺す~煋王朝八皇子奇計~ 

★白川紺子さん

特集 シリーズ累計50万部突破記念!『後宮の烏』シリーズ特集 - 集英社 オレンジ文庫

★白洲梓さん

威風堂々惡女 | 白洲梓 | 集英社オレンジ文庫

一穂ミチさん

きょうの日はさようなら | 一穂ミチ | 集英社オレンジ文庫

★一原みうさん

マスカレード・オン・アイス | 一原みう | 集英社オレンジ文庫

 

さくっと本を読みたいけど、ライトノベルはイケメンと美女が甘々の展開を繰り広げるか、男主人公が女キャラとイチャイチャするかで、ちょっと飽きてきたところに新しいレーベルができたなぁあと。ライトノベルライトノベルで好きな人がいるので、それはそれなんですが。

 

なんでも読みたい気分なので、おすすめの本があれば教えてください。コメント欄は閉じているので、Twitterにリプライくれると非常に嬉しいです。 

コミティア中止でした。。

意気揚々と参加しようとしてました。 でもまあ、人数制限解除されなかったし、世の中の雰囲気がもうだめだし。

sitibusayo.hatenablog.com

 

代わりにクラファンするようですね。 

コミティア継続に向けたクラウドファンディングの実施について

https://www.comitia.co.jp/html/fund.html

 

まだ、開始されていないですが、注視していきたいです。

 

同時期にある関西コミティアはまだ中止宣言していませんね。しかも、申し込みを発送する段階。。いいなぁ。関西コミティア楽しそうだなぁ。いいなぁああ。悔しいいい。

だんだん、コロナ本体よりも社会的に抹殺されそうな雰囲気にしんどくなってきました。経済回させてええ

コミティア133に参加します

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新刊はたぶん、出せませんがペーパーぐらいはがんばりたい(願望)

 

2020年9月21日開催「COMITIA133」に参加します。以下が、COMITIA133に関する公式のお知らせです。

「COMITIA133のサークル募集を開始するにあたって」 

https://www.comitia.co.jp/html/133entry.html

 

上記で告知されているクラウドファンディングある/なしに関わらず、サークル参加費といった形で資金を提供できればと思って申し込みました。

ただ、ほぼ同時期にある関西コミティアは、以前は参加すると言っていましたが、次の日が平日でしんどいので辞めておこうと思います。移動がね。片道3時間は辛いね。

 

以下、参加にあたっての私の思いです。

コロナが収束/終息すれば参加したいというのが、正当な思いかもしれません。そういう方に対して「参加せい」と言っているわけではありません。「私が」参加する理由を述べたいと思います。

やはり、コミティアという場が無くなって欲しくないからです。このまま収束するまで開催を延期し続けていれば、1年はまだ良いほうです。2年、3年見合わせることになると思っています。そうすれば、もう発表の場はネットにしかなくなります。通販で本が売れたこともありましたが、やはり対面で受け取ってくれる時の「本当に買ってくれる人が実在する」という気持ちには負けます。(通販でももちろん嬉しいですが、それをさらに大きく上回るのが対面販売ということです。。。遠方で行けない、という理由もあるので一概には言えませんが。)

 

あとは、経済回していかないと娯楽が消えるのがやばいなと思います。。。。焼け野原(多くの娯楽系企業が倒産しまくった後)になったところに新たな娯楽が生まれるかもしれませんが、「かもしれない」の範囲です。生活に必要なインフラ、医療、食糧衣料品etcだけでは生きていけないですね。私には娯楽という息抜きが必要です。

ただ、もっとIT化が進めばいいなとは思っています。最低でも紙とハンコから電子印鑑とPDFでメールぐらいには。IT化が進めばいいと思いつつも、アナログなコミティアが無くなって欲しくないという矛盾。。

 

いろいろ話していましたが、これからは対面のコミュニケーションが非常に重要になってくると思っています。仕事で1ヶ月テレワークした後に、3時間だけ会社に行った時の、楽しさといったらなかったですね。。。ああ、だからAKBの握手商法は強かったのかな。。

(後宮を舞台にした)中華風ファンタジーの読んだ本紹介

後宮を舞台にした中華風ファンタジーは数多あります。そのうち、私が読んだ本を紹介します。というか、「後宮の烏」を紹介したくて。

十二国記は中華風ファンタジーの1番好きな本ですが、後宮を舞台にしてるわけではないので除外です。そういえば彩雲国物語も有名ですが、アニメ(しかも途中まで)しか見たことがないですね…

 

最初はおすすめの3種類から。 

酒見賢一さんの「後宮物語」

昔からの言わずと知れた作品。アニメから見るのがわかりやすくて楽しいと思います。こりゅーんは棒読みだけれども。

 

白洲梓さんの「威風堂々悪女」

最近流行の転生したら転生前の記憶があって、無双できるぜの中華ファンタジー物。こう書くとツマラなさそうに思えますが、そんなことない。転生前の自分が殺されることになった世を変えるという目的を強く持っています。そして目的のために、非道にならざるをえない場面があれば容赦無く「悪女」を演じる強い女子主人公です。すれ違いまくる恋愛模様ももどかしくも面白いです。

 

白川紺子さんの「後宮の烏」

これはまだ一昨日初めて読んで、途中までしか読めてないけれど。でも設定がもりもりっと作り込まれてそうです。巫術という術を使える烏妃の存在とか。対の王の設定があったりとか。過去に傷をもつ者同士がお互いを癒やして、惹かれていく様が好きだ…

 

 

あと読んだことあるのは、以下かな。

篠原悠希さんの「後宮に星は宿る」

3巻あたりで後宮編は終わり?のようです。4巻以降は読んでません。。主人公が医者になるってんで、外の世界に広がっちゃいました。そもそも男が女装してただけなのでずっと後宮は無理の無理だったんですが。

 

雪村花菜さんの「紅霞後宮物語」

知らぬ間に8巻ぐらいでてますね。読み始めた頃は4巻までしか出てなかったので、読んだのは4巻までです。元軍人の女子が、軍人時代の部下(後に皇帝)に皇帝の嫁(皇后)として嫁いでなんやかんや後宮を治めたり皇帝を助けたりする話だったと思います。ちょっと恋愛要素が薄いというか基本後回しにされてるので、軽いサバサバしたストーリーでした。

 

 

以上、中華風ファンタジーの本紹介:後宮編でした。

中華といえば読むの大変だろうけど、「水滸伝」とか「項羽と劉邦」とかの有名どころを読んでみたいところです。でも、いろいろな人がいろんな媒体で出しているので、何が一番面白くわかりやすく読めるのかがわからないというね。司馬遼太郎さんの中華版とか。ないでしょうか。

中止になったイベントたちと今後のイベントたち

流石に自粛期間の暇つぶしもネタ切れになってきました。いかに、娯楽によって生かされていたかがわかります。例えば、同人イベント。12月くらいに考えていたのは、5月までサークル参加を目一杯することです。5月以降は時間の余裕が去年ほどなくなるので、一旦サークル参加は休止かなと思っていたのですよ…

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だがしかし、3月〜5月に予定していたイベントがことごとく中止になりました。

  • 3/21  メルメリィマーケット
  • 4/12  名古屋COMITIA56
  • 5/17  COMITIA132extra
  • 5/24  関西コミティア58
  • 5/31  北海道COMITIA12(委託)

 

こんな状態では心安らかに休止することはできません。絶対にあと1回ずつ参加したい。新刊無くても無理やり参加したい。

ということで、北海道コミティアと名古屋コミティアは振替参加ができるみたいなので、参加する予定です。開催できるといいんですがね…。自分の備忘のためにも今後のイベントの予定を書いておこう…。

  • 7/18-19  メルメィマーケット →不参加
  • 9/21       COMITIA133              →参加予定(未申し込み)
  • 9/27       関西コミティア59      →参加予定(未申し込み)
  • 10/11      北海道COMITIA11(委託)→参加(振替)
  • 11/29     名古屋コミティア57W   →参加(振替)

 

9月開催はギリギリいけるかいけないかのラインでしょうか。今の状況だと。でも秋になると風邪に罹りやすくなってくるし、難しいですね…。